PMS（月経前症候群）

クリルオオイルはPMSの身体的・精神的問題を軽減

クリルオオイルは
PMSの身体的・精神的問題を軽減

月経前症候群（PMS）は、一般的に月経周期の1－2週間前から身体的・精神的な症状が現れる疾患です。国際的な基準（ICD-10）では、以下の症状のうち１つでも苦痛を感じた場合、PMSと診断されます。

悲しい、絶望的、または自己否定感
緊張、不安、気分の落ち込み、涙もろい
怒り
日常生活における興味の低下
集中力の低下
疲労感
食欲の変化
過眠症または不眠症
自分をコントロールできないと感じる
その他の身体的症状（頭痛、乳房の圧痛や腫れ、関節や筋肉の痛み、腹部膨満感、体重増加など）

PMSは、定義が明確になったのも最近のことで、一般の方は勿論、医師・医療関係者にも正しく理解されていない疾患です。下記論文（出典１）によると、日本人女性の約９５%が月経前の症状に苦しんでおり、中等度から重症のPMS患者のうち、約５%しか治療を受けていないという事実が浮き彫りになっています。また、下記論文（出典２）によると、PMSの有病率は、未婚の３５-４４歳女性に多いと言われています。

出展１：Prevalence of premenstrual syndrome and premenstrual dysphoric disorder in Japanese women
出展２：Prevalence and predictors of premenstrual syndrome and premenstrual dysphoric disorder in a population-based sample

欧米などのダイバーシティ先進国では、当たり前の課題であるPMSが、日本でも女性の大きな課題になることは明白です。
以下に、クリルオイルがPMSの身体的・精神的問題を軽減した試験を紹介します。
ご注目頂きたい点は以下の２つです。

悲しい、絶望的、または自己否定感
緊張、不安、気分の落ち込み、涙もろい
怒り
日常生活における興味の低下
集中力の低下
疲労感
食欲の変化
過眠症または不眠症
自分をコントロールできないと感じる
その他の身体的症状（頭痛、乳房の圧痛や腫れ、関節や筋肉の痛み、腹部膨満感、体重増加など）

　既存のDHA・EPAと比べて「身体的・精神的問題」を軽減
　痛み止めの薬の使用量を減少

　既存のDHA・EPAと比べて
「身体的・精神的問題」を軽減
　痛み止めの薬の使用量を減少

試験

ヒト臨床二重盲検無作為化比較試験（vs魚油）

７０名の成人女性に対して、２gのクリルオイルと魚油を服用し、ベースラインと比較して、４５日・９０日の診察時のPMSの自己評価アンケート結果と鎮痛剤の使用量を比較した試験。
主要評価項目である、自己評価アンケート結果で、クリルオイルですべての項目で有意な改善が見られた。

クリルオイルの服用で見られた身体的・精神的症状

体重増加

気分の落ち込み

腹痛

イライラ

関節の痛み

むくみ

胸の痛み

＊出典１）Evaluation of the Effects of Neptune Krill Oil™ on the Management of Premenstrual Syndrome and Dysmenorrhea

70名の成人女性にクリルオイル2gと魚油2gを、1ヶ月毎日服用、その後、2ヶ月は月経の8日と2日前に服用した。主要評価項目に、米国産科婦人科学会による月経前症候群の診断基準の45日と90日後の変化を測定。その他、鎮痛剤の使用量も測定した。

・　クリルオイルですべての身体的・精神的症状が有意に改善（45・90日）
・　魚油は体重増加と腹痛のみ有意に改善（45日）

クリルオイルの服用で減少した鎮痛剤

また、本試験では、副次評価項目として、試験開始前と９０日後の鎮痛剤（イブプロフェンとアセトアミノフェン）の使用量を比較。クリルオイルの服用で、有意に減少しており、薬物からの離脱の可能性も示唆されています。
イブプロフェンは、1.2g／日から0.8g／日、アセトアミノフェンは2.5g／日から1.48g／日に減少しています。